キャンプも観光も!カナダ・バンクーバー島トフィーノへの行き方
カテゴリー TRAVEL
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10月に入ったのにまだ快晴の日が続き、嬉しい限りのバンクーバー。
もうすっかり秋ではありますが、9月始めの3連休に行ったトフィーノ旅行についてです。
トフィーノとはバンクーバー島にあるサーフィンのメッカとして有名な街。
(※バンクーバーはバンクーバー島内ではなく本土に位置します)
バケーションで訪れる人も多く、いつか行ってみたいなと思っていました。
バンクーバーからトフィーノへのアクセスで一番最適だと思われるのが、
まずナナイモまでフェリーに乗って行き、ナナイモから車でトフィーノへ向かうルート。
金曜の仕事後に出発すれば、普通の土日でも行って帰ってこれます。
これはカナダ人の知り合いにオススメしてもらったプランなのですが、
金曜のうちにナナイモまで行き1泊し、次の日朝からトフィーノ方面へ向かい、
宿泊はトフィーノより少し手前のユークルエレットでして(トフィーノは高いから)
ユークルエレットとトフィーノの間の国立公園も見ながら
トフィーノで遊ぶという行き方にすると安く時間も有効に使えるとのこと。
何気にナナイモからトフィーノまでは車で3時間かかるので、
夜にドライブしても景色が楽しめないこともあり、
我々はナナイモから30分から1時間ほど行ったあたりの
Parksvilleというところまで金曜のうちに行き、
モーテルに泊まって次の日ユークルエレットとトフィーノへ行くというプランにしました。
フェリーでまずはホースシューベイよりナナイモへ
バンクーバーからはHorseshoe Bayというウエストバンクーバーにある港より
ナナイモへ向かいましたがTsawwassenからもフェリーがでてるはず。
Horseshoe bayまではダウンタウンよりバスがでており、
約1時間で行けるので結構便利です。
ただし週末はバスが混むので注意・・。金曜の夕方は満員でした。
乗れないこともあるかもしれないので早めに向かうことをおすすめします。
バスをおりるとすぐにフェリーターミナルが見えます。
すぐ改札のような窓口があるので、窓口でチケットを買いたい人はここに並びます。
機械でチケットを買いたい人はこちら。
自動発券機でチケットを買ってそのまま中へ。大人1人片道$20弱です。
ターミナルの中はあまり何もないのでもし早めについた方はターミナルの外に
色々お店があったりきれいな景色が見れたりします。
右奥に見えるのが乗り込む予定のナナイモ行きフェリー。
かなり大きいので揺れなどの心配はほぼなし。
ホースシューベイの周りにはおしゃれなお店がいくつか点在しています。
スタバなどもあるのでコーヒーを買って散歩するのも気持ちいいです。
私はスタバで飲み物注文したら、予想以上に時間がかかって乗船ぎりぎりになりました。笑
というわけでドリンクもって乗り場へ。
私が乗ったのは夕方5:15くらいだったかな?夏は本数が多いと思います。
たまたま私はその日仕事が3時までだったので、早めのフェリーに乗れました。
1日10本くらいはでてるかも。夫は仕事の関係で間に合わず、
1本あとの船でくることに・・。
船はこんな感じ。
展望デッキのような窓に囲まれた外の席もあるので、
風が強い時でも外の景色が楽しめます。
バンクーバーダウンタウン。だいぶ遠目ですが。
夕飯時だったこともあり、船の中のレストランは長蛇の列です。
確かに着いてからなんやかんやしてると遅くなるもんね。
ということでナナイモに到着!Departure bayという港につきました。
着いた頃はまだ明るかったけど、すぐに暗くなってきました。
日本からカナダに遊びにきていた友達が数日前よりキャンベルリバーというところに
サーモンを釣りに行ってたので、レンタカーで迎えにきてもらっていました。
夫を待っている間に買い出しを。
港から車で5分もいかないところにsave on foodsというスーパーやリカーショップなど
あるのでそこで買い出し。キャンプなので食材などを買いました。
買い出しが終わって外に出るとこんな景色!
テンション上がってスーパーの駐車場で写真撮影。
予約OKのカナダ・パークスビルのモーテルに宿泊
ということで予約をしてあったparksvilleのモーテルへ。
通常モーテルというと予約なしで適当に見かけたところで入るイメージでしたが
3連休で混んでいるらしいという情報をうけて、
事前に予約してから行きました。
Parksvilleは小さい街で、宿泊施設も数軒ほど。
Google map上で探し、一番安そうだったVIP Motelに予約をとりました。
VIPというと高級そうかと思いますが、Vancouver Island Parksville Motelの略です。笑
友人が風邪を引いていたので部屋を別にしたいというリクエストがあり、
2bedroom(3 king beds)+kitchenという部屋にしました。6人くらい泊まれる笑
予約はBooking.com経由で税別109ドル。3人で割るので一人40ドルくらい。
最近は何事もオンラインでできるので便利です。
チェックイン自体はもう9時くらいになってしまいましたが、
友人の釣ったサーモンを夕食に。
業務用の冷蔵庫でカチカチに凍らせたあと持って帰ってきたそうなので
刺身もOK。刺身とサーモングリルにレモンを絞り、サーモンづくしの夕食となりました。
朝ごはんは宿にて無料で食べられるということで、マフィンやコーヒー、オレンジジュースなどを。
食パンやシリアルなどもセルフサービスで用意されていました。
というわけで9時頃いざ出発。
明るくなったところで泊まったモーテルも撮影しときました。
いよいよトフィーノに向けてレンタカーにてドライブ開始!
トフィーノまでは2時間半ほど。道も簡単なので地図があれば迷うことはないと思います。
ほぼ山の中ですが、急斜面や曲道という感じではありません。
途中にいくつか小さな街がありますが、それ以外はこんな景色。
走っていると、とってもきれいな川があったので、車を降りて近づいてみることにしました。
たくさんの人が川遊びをしていました。
ちょっと高くなっているところからドボーンと水に入ったり。
氷河の溶けた水なんでしょうか、超きれい・・。
周りの岩もすごいです。
ちょっとした滝のようなものもあったり。
ここはCliff jumpingというポイントのようで、場所はこのあたりです。
まさにガイドブックには載っていないような隠れ観光スポット。
ビーチもいいけど、川遊びも最高。超おすすめなので、もし車でここを通る予定の人は
ぜひ立ち寄ってみてほしいです!
観光案内所は使える!ユークルエレットのビジターセンターへ
というわけで、気を取り直してトフィーノ方面へ向かったわけですが、
途中トイレ休憩を兼ねて、Uclueletのビジターセンターに立ち寄りました。
そのつもりもなかったのですが、せっかくならと思い、カウンターで、
「今日キャンプできるところを探しているんだけど」というと
「予約をしていないなら、UclueletにあるLost shoe campgroundは
だいたいいつも満員になることはないので大丈夫だと思う。
Ucluelet campgroundは今日電話して聞いた時点ではまだ満員になってなくて、
MacKenzie beach resortはキャンプのみ事前予約不可だから
チェックイン開始後すぐ行けば早い者勝ちで入れるよ」とのこと。
Lost shoe campgroundとUcluelet campgroundがユークルエレットのキャンプ場で、
MacKenzie beach resortがトフィーノ。
その時点でもうお昼近かったので、トフィーノは無理かもねといいながら、
行きがてら全部覗いてみようということで再出発しました。
キャンプ場探し!トフィーノで予約なしで宿泊は可能か
まずはビジターセンターからすぐのLost shoe campgroundへ。
入ってみると・・。受付っぽいところがない。
と思いきやこんな車が。
OFFICE!笑
貼り紙には「1泊28ドル。もしオフィスに誰もいなかったら
好きなところにテントはって。
お金は横のテーブルにおいておいてくれたらいいよ」との文言。
なんと笑笑
この自由すぎるシステムちょう気に入ったのですが、
まあとりあえずここはいつでも戻って来れそうだねということで
先に進むことに。
Uclueletにほどなくして着いたので、
2つ目のUcluelet campgroundも見に行ったのですが、
そこはもうほとんどいっぱいで、キャンプサイトも
ただの芝生広場みたいなところに整然と車を並べて
キャンプするみたいな感じだったので、
ちょっと違うねといってそこはやめました。
せっかくユークルエレット市内に入ったので、
岬のようなところへ寄り、少し観光。
すごい天気よかったのに、なぜかここだけすごい曇ってる・・。
この時点ですでに昼を過ぎていたのでお昼を食べようとビーチへ!
Pacific Rim National Parkという国立公園の中のビーチ。
ちなみに今年はカナダ建国150周年とのことで、
国立公園フリーパスを持っていれば入園が無料。
公園内キャンプ場も無料になるのですが、さすがに予約がいっぱいでした。
お昼はまたまたサーモン!刺身とサンドイッチ、という謎の組み合わせ。笑
ビーチでざくざく刺身を切って、目玉焼きやいて食べました。
日なたはものすごく暑く、日陰はコバエみたいな虫が
ものすごくたくさんいるというあまり心地よくない環境だったので、
お昼を食べたあとはさらっとトフィーノへ。
車をとめて散策。こんな感じの街並。
近くに海があり船や海上飛行機がいたりしました。
近くにサーモンショップがあったので寄ってみることに。
Dockside Smoked Fish Storeという名前のお店です。
First Nation(原住民)のアートギャラリー、ロッジ、
サーモンショップが一つになった興味深い建物。
泊まる際にはオーシャンビューでくつろげそうです。
中に入ってびっくり!スモークサーモンの数の多さが半端無い。
お土産用の真空パックはもちろん、スモークしたものを
そのまま売っているコーナーも。
友人がいくつか買ってたので少しお裾分けしてもらったんですが、おいしかった!
柔らかいのも固めのものも、スパイシーなものもあったりと
好みに合わせて買えるのがポイント。
こんな壁画があったり、
スーパーはユークルエレット以降このような小さめのスーパーがあるくらいなので
大型スーパーに行きたい人は途中のPort Albaniで寄っておくことをおすすめ。
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街歩きしていたらFirst Nationのアートギャラリーが
あったので入ってみました。
現代的なアートで見応えも抜群でした。
トフィーノのおすすめおしゃれカフェ
そのあとはおしゃれなカフェに行きたい!という私の希望により(笑)、
ぶらぶらしてた先で見つけたRhino coffee houseというカフェへ。
店員さんがかわいくて友人がはしゃいでました。笑
お店もおしゃれだしコーヒーもおいしくて大満足。
TofinoにはTofino Coffee Roasting co.というローカルっぽいショップもあったのですが
そちらは早くに閉まるようで行けず。
トフィーノでついに見つけたキャンプ場に宿泊!
コーヒーを飲んだ後はキャンプ場探し。
MacKenzie beach resortはさすがにもういっぱいだよねといいながら
入ってみようと思ったのですが、道を間違えてたどり着いた先は
「Bella Pacifica Campground」というお隣りさんのキャンプサイト。
ビーチに歩いていけるということで、しかも奇跡的にラスト1区画とのことだったので
そこに泊まることに決定。山の中だとほんとに何もないからね。
1区画ピークシーズンで$46。(一人追加ごとに+$3)3人で割れば一人$16ほど。
着いたのがもう6〜7時だったので急いでテントをたてて、
少し休憩してビーチへ。
カナダのキャンプ場は、区画が番号ふられて分かれてて
車を横付けしてキャンプできる形式が多いんだけど、
ちょっと人工的な気がして個人的にはあまり好きじゃない。
広場みたいなところに好きにテントたててキャンプする方が
好きなんだけど、まあしょうがないよね。
熊出るからその辺で適当にキャンプするってわけにはいかないし。
サンセットに合わせてビーチにおりたんだけど、
砂を盛り上げて客席つくって、ギターと歌でライブしてる方々も。
個人的に思い入れのある曲も2曲くらいやってたので心にしみる感じでした。
砂が黒いので、青い海!って感じではないけど、水はきれい。冷たかったけど。
夕日もキレイでした。
そのあとはテントに戻ったのですが、
なぜか我々のテント区画に知らない男の人が座ってて、「えっ」となりました・・。
「ここで何してるの?」と聞いたら「I don’t know!」との回答。
あやしい!と思ったけど、テントにはカギしてたし特に何か取られたり
してるわけではなさそう。と思ってたら、その辺の人みんなが噂してたので
ちょっとした不審者騒動でした。ただの酔っぱらい的な感じだったんだろうけど。
というわけで晩ご飯にサーモンのクリームパスタを作り、
晩酌したりキャンプファイヤーしたりして過ごしました。
暗いから作業が大変だった笑
一つ忘れたなーと思ったのは、マシュマロとチョコ、グラハムクラッカーを買うこと!
S’more(キャンプで食べる定番のおやつ)を作れたら最高だったのに!
最後にはまたビーチに戻って星を見てから眠りにつきました。
次の日、朝早めに起きてブランチでサーモンカレーを作る予定にしてたのですが
誰かにテントの外から話かけられる声で起き、時計を見たら10時45分。
(※チェックアウト11時)
びっっっっくりして飛び起き、急いで撤収。
(なのでキャンプ時の写真がほとんどない・・)
キャンプの時っていつも朝日で暑くて起きるので
目覚ましなんていらないだろうと思ってたのが間違いでした。
結局テントをたたんだり色々して出れたのが11時15分くらいだったのですが
まあなんとか普通にチェックアウトさせてもらえました。
そのあとはゆっくり帰る方向に向かいながら観光。
Radar Hillという展望台っぽいところを地図上でみかけたので
そこにいってブランチを作ることに。
さすがにカレーは水場なしでは難しかったので、
ごはんだけ炊いてアボカドサーモン丼を作って食べました。
Radar Hillからの景色はこんな感じ。
そのあとはビーチへ。今度は泳ぐ目的です。
まだ行ってないビーチにしよう!ということでLong Beachというトフィーノ寄りの
国立公園内のビーチへ。
波がたかくて、確かにこれはサーフィンのメッカとなるはずだわと感じました・・。
水もかなり冷たかったので、ちょっとだけ入ってあがりました。
その日は夕方にはフェリーに乗り、バンクーバーに向かわなくてはいけなかったので、
ビーチでの時間も早々に切り上げ、帰る方向へ。
ユークルエレットにほとんど行ってなかったので、
立ち寄っておしゃれカフェでコーヒーを飲んで帰ることに、
車で走っているとこんな気になるお店が出現!
Gryphon’s Lair Vinyl Cafeというお店で、
まだ今年の7月にリニューアルオープンしたばかりのよう。
メニューはこんな感じ。外の席もあります。
カフェスペースにはソファもあってゆったりできます。
ゆっくりしたいところですがフェリーの時間もあるので
早めに切り上げてナナイモへ。
3時間かかるので早めの行動が安心です。
無事ナナイモのフェリー乗り場につき、フェリーへ。
車ごとフェリーに乗せるので、チケット売り場などは高速の料金所のような形式です。
7時半発のフェリーの予定が、少し遅れて8時前にやっと出発。
バンクーバーに着いたのは10時すぎ。
日が沈むちょっと前に船に乗り、乗船中は
空の色の移り変わりを楽しみながら帰りました。
帰ってからは友人が、昼に作る予定だったカレーを作ってくれて夕ご飯。
事故や怪我、トラブルなくキャンプして帰って来れたのでよかったよかった。
夏のキャンプは予約必須だよーと友達に言われていたので
難しいかなと思っていたのですが、
事前予約ほとんどなしの旅行だったにも関わらず、
泊まるところなども確保できたのでよかったです。
今回我々はバンクーバーから車を借りていきましたが、
車を持ってなくてコストを抑えたいなら、
レンタカーはナナイモで借りると便利。
フェリーに車を乗せるのが片道60ドルくらいするので
バンクーバーで借りて持っていくとかなり高くなります。
レンタカーの代わりにGreyhoundという
長距離バスを使う方法もありますが、こちらは1日に1〜2本の運行。
バンクーバーからトフィーノまで7時間ちょっとで行けるので
車で行くのとそこまで変わらないかも。
(バンクーバーからホースシューベイがバスで1時間、フェリーが2時間、
ナナイモからトフィーノまで車で約3時間)
バスの料金は片道50ドルちょっと。
トフィーノ自体は小さい街で、歩いて回れるので、
トフィーノだけ少し散策したい人はバスでもいいかもしれませんが、
結局行動範囲が相当狭まるのでレンタカープランが一番おすすめです。
キャンプというとキャンプグッズを揃えないと!と思って
ハードルが上がるかもしれませんが、
実際私がいつも持ってくのはテントと寝袋くらいで、
あとは家にある物でなんとかしてます。
例えばBBQセットなどは持ってないのでカセットコンロとお鍋、フライパンを
スーツケースに入れて料理しますし、クーラーボックスはなしで
保冷袋みたいなものに保冷剤や凍らせたペットボトルを入れてしのいでます。
カナダは夏キャンプをして過ごす人も多いです。
もうさすがに今年は寒いので難しいですが、
また来年どこかでキャンプしたいなーと思います!