バンクーバーからソルトスプリング島へ!日帰りで120%楽しむ行き方
カテゴリー TRAVEL
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バンクーバー近郊の島で人気のあるソルトスプリングアイランド。
船で2〜3時間の場所に位置する、アーティスティックな島です。
ずっと行きたいと思っていたのですが、先日ついに行ってきました!
ソルトスプリングアイランドへはフェリーで行ったのですが、
バンクーバーからは大きく2種類の行き方があります。
①ウエストバンクーバーのHorseshoe bayよりバンクーバー島のSwartz Bayへ行き、
Swartz BayよりSalt spring islandへ行く方法(Fulford Harbour着)
②デルタのTsawwassenより直行またはGulf islandを経由して
Salt spring islandへ行く方法(Long Harbour着)
②の行き方だと直行で行けるので、フェリー代も一回で済むのですが、
市街地であるGangesに行くバスがLong Harbourからは非常に少ないため、
バスで観光しようと思っている方は①の方がよさそう。
Fulford Harbourからは結構バスが出ているようです。
私達は現地のレンタカー屋さんで車を借りたかったのですが、
お店の場所がLong Harbourに比較的近かったため、
問い合わせたらLong Harbourであればお迎えにも来てくれるとのこと。
というわけで②で行くことに!
当初は一泊二日で行くことも考えていたのですが、
宿泊施設も高くつくし、レンタカー代は二日間借りると倍になる上、
バンクーバーからレンタカーを借りるとフェリーに積み込む代がかなりかかるので
早朝に出て夜遅く帰る日帰りにしようということになりました。
朝は8時20分にツワッセンより出発のフェリーで出発。
バンクーバーからツワッセンへの行き方は比較的簡単で、
スカイトレインでBridgeportへ行き、そこから602番のバスで行きます。
早朝なこともあり、バスが45分に一本しかなかったため、
家を6時過ぎに出てフェリー乗り場に7時半頃着きました。
バスさえあればもっと遅くても大丈夫だったのですが、
次のバスだとぎりぎりすぎるので、仕方なく、早めの到着。
チケットを自動券売機で買い、あとは乗船まで50分ほど待ちます。
Tsawwassen Quay Marketというちょっとしたマーケットが
近くにあるのですが、乗船所のおじさんに聞くと
「スタバしか開いてないけどこの時間でもやってるよ」
とのことだったのでスタバを目指して行ってみました。
確かにスタバしか開いてない笑
一応マーケット自体の営業時間は5:45amから8:45pmとなっていますが
店ごとに違うようなので注意が必要です。
スタバでコーヒータイムを楽しんだあとは、いざフェリーへ!
徒歩での乗船の人たちは乗船時間ぎりぎりでしか乗れませんでした・・。
車持ちのひとは車ごと乗り込みます。
チケットは片道19.80ドル。自転車の持ち込みは2ドル、自動車の持ち込みは62.70ドル。
なんなら自分の車を持っていくよりレンタカーを借りた方が日帰りなら安いですね。
ということでいざ出発!直行か立ち寄りがあるかは、
選ぶ船の時間によって違うのですが、私達の乗った8:20の船は
確か一箇所だけ立ち寄りだったかな?10:10に着きました。
船の中では食堂もあり、朝ごはんを食べている人たちもたくさんいました。
私達はついてすぐブランチをする予定だったので何も食べず。
乗船後1時間50分で島に着いたあとはレンタカーを借りに。
現地レンタカー屋さんは「Salt Spring Car Rentals」というお店。
フェリーの時間を伝えていたので、お迎えに来てくれていました。
そのあとレンタカー屋さんまでは車で10分ほど。
Mt.Maxwellという山に行きたかったのですが、
山に登れる車は限られており、乗用車では行けないとのことだったので
普通乗用車を押さえてあったのを急遽トラックに変更。
レンタカーを借りてすぐ、市街地であるGangesに行く予定だったのですが
「土曜日はサタデーマーケットで駐車場探すのがとても大変だよ」
とレンタカー屋さんから一言。
一旦歩いて市街地まで行くことにしました。
町の中心部近くにはこんなかき氷屋さんやホテル・レストランも。
かき氷屋さんには「ALOHA」と書いてありますが
「Japanese style shave ice」「Kakigori」とも書いてありました。
ミックスカルチャーもいいとこです。
ホテルの下のレストランはオープンテラスもあっていい感じ。
どちらかというとレストランの上がホテルになっているような印象。
こんな看板も。ハグされたい人はこの看板の前に立っているといいかも?
ここは観光案内所です。目の前にバス停があります。公衆電話もあります。
市街地の真ん中にあるので待ち合わせなどにも便利。
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というわけでブランチをする予定だったTree House Cafeへ!
客席はすべて屋外、カフェの真ん中に木があるカフェ。
「Do you wanna sit inside? Or outside?」と聞かれますが、
Inside=フェンスの中の屋根付きのテーブル、
Outside=フェンス外のテーブルという感じのようで、
ちょっとややこしかったです。
建物内はセルフサービス用のカウンターとトイレがあるくらいです。
こんな感じでケーキもありました。
私達が行ったのは11時少し前だったのですが、
並ぶこともなくすんなり入れました!
1時間待ちは覚悟とのことだったので並ぶつもりでしたが、
待ちなしとは嬉しい。
Breakfastのメニューのみだったので、Tree House Breakfastというのを注文。
パンはEmbe bakeryというローカルのお店のもの。
栄養がありそうな味でした。
メープルソーセージかベーコンか豆が選べて、私はソーセージにしたんですが
これが甘辛でおいしかった!マックのMcGriddleとか好きな人にはおすすめ。
ごはんを食べたあとは歩いてカフェへ。
行く途中にもTJ coffeeというカフェがありましたが・・
我々の向かったのはSalt spring coffee company。
ここのコーヒー豆はスーパーや薬局で売っているのでたまに買うのですが、
さすが本店、あまりスーパーでは見ない種類のものもたくさん。
コーヒー豆販売だけでなくカフェになっており、フードも充実していました。
期間限定なのかずっとかわかりませんが
コーヒー豆を一袋買うとホットコーヒー無料でした!
私は今回は豆は買わなかったけど、お土産にコーヒー豆を買いたい人には嬉しいサービス。
最近コーヒー飲むときはいつもdecafにするんですが、
だいたいのお店では「Decafのdripはないから、decaf americanoでもいい?」と聞かれます。
薄いコーヒーは好きじゃないので、本当はドリップの方がいいのですが
ここのdecaf americanoはめちゃくちゃ濃くておいしかったです。
他のお店も濃いめのアメリカーノにしてくれると嬉しいなー。
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コーヒーを買った後は飲みながらソルトスプリングアイランド
最大の目的、サタデーマーケットへ。
野菜を売っているファーマーズマーケット的な店もあれば、
花やチーズ、石鹸など売ってる店も。
このチーズはsalt spring island cheese companyというお店の
チーズで、見た目もかわいいし試食した感じもおいしかったのですが
一個10ドルくらいします。12時半くらいに行った時点では
ほぼ全種類のチーズがありましたが、2時すぎのときはもうほとんどなかったです。
ぜひ買いたかったのですが割りとお値段はるので、
別のお店で自分のお土産用に石鹸を買いました。
小さいサイズのものであれば1つ2ドル。
友達にあげる用にも嬉しいかも。
はちみつのろうそくのお店やジャムのお店も。みんな見せ方が上手。
結構ローカルの原料を使っていたりオーガニックなものもあるので
地産地消とかナチュラル・オーガニック製品が好きな人はとても楽しいと思います。
ソルトスプリング島のサタデーマーケットは人気との触れ込みでしたが、
そこまで人混みでもなく、楽しめました。
暑い中歩いていると、アイスクリームショップが・・。
今年のバンクーバーはかなり暑く、この日も例にもれずだったので買ってしまった・・。
Black crow espressoとButter pecanで迷って、
どちらもテイスティングさせてもらったのですが結局エスプレッソにしました。
マーケットの奥に広がっていた港。
こんなロケーションでのマーケットは素敵でしかないです。
マーケットに行ったあとは車を取りに戻ってマックスウェル山へ。
トラックの運転に最初はびくびくしていましたが、
慣れればそんなにストレス感じなかったかな。
最初は「トラックでしか行けない山ってどんなんや」と思ってたのですが
確かにかなり道路がでこぼこで、普通乗用車だとお腹こするような道でした。
道が狭かったので、対向車が来たときは「これはトラックだと逆に危険なのでは」
とも思ったのですが、なんとか大丈夫だったかな。
駐車場までなんとかたどり着き、2、3分歩くと・・。
こんな景色!
ハイキングとか登山とか全然してないけど気分だけ登ってきた気分。
天気がよくてよかったなー。
滞在時間は15分くらいでしたが、そのあと下山。
その後友人をピックアップする予定だったので
一旦市街地へ向かったのですが、途中でバックパックを持ったヒッチハイカーが!
男女だったしトラックでスペースがあったので乗せてみることに。
バンクーバーでは見たことないですが、ソルトスプリングでは
ヒッチハイクしている人を2回くらいみかけましたね。まあ旅行者多いから成り立つかも。
市街地で二人をおろしたあと、さて友人を・・と思ったのですが
なんとその友人はフェリーに乗れずで、結局島まできていなかったので会えず。
またマーケットに戻ってゆっくり買い物したあと、ワイナリーへ行きました!
向かいだしたのが3時頃。ワイナリーが5時までだったのと、
その後行こうと思っていたラベンダーファームが5時までということもあり、
割とタイト。その2つは場所が近かったのであとに回したのですが、
結果両方とも急ぐことなく回れたました。
行ったのはSalt Spring Vineyards & Wineryというワイナリー。
ぶどう畑やテイスティングルーム、おしゃれな庭など。
残念ながら私はドライバーなのでテイスティングはできなかったんですが
友人が甘めのデザートワインを試飲して買っていました。
ブラックベリーで作られたワインと、りんごを使ったワイン2種類試していたのですが、
どっちもすごくおいしかったよう。
ワインってぶどうから作られると思っていたのですが、ベリーとか特に珍しいですよね。
5月から10月はオープンしているそうですが、営業時間は毎月異なるようなので
ぜひ行かれる方は事前に時間をチェックしていくことをおすすめします。
ワイナリーのあとはラベンダー畑へ!
ついたついたと思っていたら・・
まさかのラベンダーなし。笑
こちらがラベンダーファームの敷地内に少しあったラベンダーです。
ラベンダーグッズがたくさん!
フレグランススプレーやエッセンシャルオイル、
石鹸や匂い袋、などなど・・。
ドライフラワーも売っていました!
友人は快眠できるようにとフレグランススプレーを、
私は匂い袋とドライフラワーを購入。
匂い袋は本当はランドリーやたんすに入れて
においを移すもののようでしたが私は枕元においています。
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聞いたところによると、ラベンダーのシーズンは7月の前半なんだとか。
7月下旬には収穫してしまい、そのあと売られているような製品になったりするよう。
特にドライフラワーなんかは咲き切る前に収穫しなければいけないので
ちょっと早めに収穫するそうです。
昔北海道行ったときにGWに行って見れなかったので、
今回リベンジ!と思ってたのですが失敗に終わりました。
もちろんその年の温度とかにも関係してくるとは思うのですが、
今度こそラベンダー畑見れるといいなー。
ワイナリーとラベンダーファームがあるあたりは
島の東南のあたりのエリアなのですが、
割と田舎町で、道ばたでこんなスタンドをいくつかみかけました。
無人野菜販売所。
写真のものは週末のみのオープンのよう。
何か買おうかと思って真剣にみたのですが、
欲しい物はパックごとの販売だったり、
1こづつ買える野菜はあまり使わないものだったり(ズッキーニとか)
したので結局買えず・・。
野菜はわかりますが、こんなものもありました。
無人足ふきマット販売所。
ギャグみたいですが本当です。
結構かわいいのですが、お値段は30ドルとかなので
こちらも手が出ず。というか盗まれたりしないのか。
そんなステキな町を走りながら、
その後は最後の目的地、Fulford Harbourの近くの
Morningside Organic Bakery Cafe & Bookstoreというカフェへ!
外観も素敵で、店内もすごくおしゃれで行く前から気になっていました。
このカフェは6時までだったので、最後によって軽くごはんを食べ、
フェリーに乗れたらいいねという目論見。
ただ、フェリー乗り場に近すぎるせいもあって、
行く途中の道は港に行く車が列を作って並んでいました!
フェリーに乗る車と乗らない車で車線が分かれているので
たどり着くことはできたのですが、お店には駐車場がなく、
路駐スペースも限られているのでかなり駐車に苦労しました・・。
やっとの思いで車を停め、5時くらいに店内に入ったのですが、
なんと「キッチンが今クローズしていて40分は注文がとれません」とのこと。
口コミ評価があまり良くなかったので、まあ驚きはしなかったのですが
40分待つと閉店20分前で、とても食べている時間がなさそうだったので
店内を記念撮影だけして他の店に行くことにしました。
オーガニックでビーガンということで、料理にはかなり興味があったのですが残念。
隣のRock Salt Restaurant and Cafeものぞいてみたのですが、
その時は気が乗らず、結局他のエリアに行くことに。
あとでウェブサイトとか見てみたらまあまあメニューもたくさんあって
口コミ評価も高かったので、行っておいてもよかったかなー。
さてどこに行こうと車のエンジンをかけて、グーグルマップをチェックしていたら、
何やらこちらを見ている数人組が。なんだろうと思うと、
「BC州ではエンジンをつけっぱなしで停車しているのは違法だよ」とのこと。
日本人の見た目の私が外国人なのは容易に想像がついたと思うのですが
なんとなく「カナダでは〜」って言われなかったのが嬉しかった。
州によって運転免許が違うので、BC州ではって言われるのが
普通といえば普通なんだけど、なんとなく「お前外国人だろ」って
言われてない気がして嬉しかったです。
帰りのフェリーは行きと同じLong Harbourという
島の反対側から乗る予定だったのでとりあえず市街地の方へ。
フェリーに乗る車たちを横目にトラックで逆走するのは結構大変でした。笑
なんとか抜けて市街地へ行き、夜ご飯どうしようねといいながら見て回っていたのですが・・。
あまりお店がない。笑
あるにはあるんですが、そこまでおいしそうじゃなかったり、
ここで食べなくてもいいよねっていうものとか、単純に気が乗らなかったりだとか。
ブランチを食べたTree House Cafeが使っていた
Embe bakeryも閉店ぎりぎりに滑り込みましたが
食べたい気分のものはなかったので何も買わず。
スーパー含めて色々見た結果、惹かれるものがないし
それなら船上ディナー気分で船の中であったかいものを
食べようということに落ち着き、港へ向かいました。
Long Harbourの港にはお店などは一切ありません。
車は港に乗り捨てだったので指定の場所にとめ、
しばらく港で特にすることもなく待ち。
港には早く着いて、船も結構ぎりぎりにしかこなかったのですが、
乗り過ごすと大変なので早めにいっておいてよかったかなと思います。
夜7時半のフェリーに乗り、バンクーバーのツワッセンへ。
帰りのフェリーチケットは行きと同じ19.80ドルかなと思ったのですが
なんと帰りは9.90ドルでした!
なんでいきなり半額になったんだろうと思って調べてみると、
どうやら行きはピーク時運賃で、帰りはオフピーク運賃だったようです。
10ドル安くなったなら食事代が浮くね!
と意味のわからない高揚感とともに、船に乗車後はひとまず食堂へ。
友人はSeafood pot pie、私はpulled pork sandwichを頼みました。
これが結構おいしかったうえ、窓際の席からは景色がきれいだったので
まさに船上ディナー気分でした。
この日は日没が8時すぎだったので、食事の最中に交代でデッキへ。
ちょうど夕日も見れました!
夕ご飯を食べてからはフェリーで仮眠したかったのですが、
横になれるような席はないので、結局寝れずに
目をつぶって体を休めた程度でした。
ツワッセンの港につく前に船の乗り口で空を見上げたら、
周りが暗いこともあり星がきれいでまるでプラネタリウムみたいでした。
船がTsawwassenに着いたのは22:20。
バスがもう最終バスしかなく、23時発で帰宅。
家に帰ったらもう12時すぎでした。
とても長い一日でしたが、フェリーでの移動は食堂があったり
デッキに出れたりしてそこまでしんどくないので、
宿代がかかってきたりレンタカー代が2倍になったりすることを
考えると1泊じゃなくて日帰りでも十分主要スポットは回れるかな。
今回は夏の土曜ということで、サタデーマーケットも行きましたが
仮に日曜などにいくとしたらもっとゆっくり回れると思います。
1泊するとしたら利点は朝早くでなくていい、夜遅く帰らなくていいので
そのあたりは楽かも。
日帰りで行くコツとしては、レンタカーを借りて
行きたいところを効率よく回るように下調べをしておくこと。
例えばマックスウェル山は、地図上での位置はワイナリーに近いですが、
実際ルートを検索するとこんな感じ。
市街地であるガンジスの方が近いわけです。
あとは各所の営業時間も季節や月ごとに違うので、
先に調べておいて早く閉まるところから回ったり。
次は店などではなく自然を楽しんだり
カフェでゆっくりすることを目的にきたいなと思いますが
1日でも十分楽しみました!
こちらが今回の自分へのおみやげ。総額12ドル。
ラベンダーはメイソンジャーなどにいれて、
きれいに飾って観賞したいなと思っています。