カナダに移住したい方に朗報!ナニーで永住権を取得できるプログラム発表!

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2019年6月にカナダでナニー(ケアギバー)としての就職先さえ見つかれば、
永住権と就労ビザを同時に申請し、ビザ取得後就労を開始して
2年間就労すれば永住権の審査がそのまま受けられるという新プログラムが発表されました。

このプログラムは30歳をすぎて、または一度ワーキングホリデービザを使用して、
就労ビザが簡単にとれない人にはかなり嬉しいプログラムかもしれません。

私がカナダに移住を考えていたときには、
このケアギバーで永住権が申請できるプログラムは、
住み込みで2年間、ナニーをする必要があり、
夫と移住を考えていた私には難しい選択でした。

当時のナニーで移住するプログラムは、
2014年に”住み込み”という条件が外されたものの、
その後今年2019年になって新しいルールで5年間のパイロットプログラムとして発表されました。
パイロットプログラムというのは実験的なプログラムという意味なので、
5年たった時点で変更があるかもしれませんが、
しばらくはこの方法で永住権取得が可能となります。

家族でカナダに移住を考える人に嬉しい新ルール

一番大きな点は、ナニーとして働く申請者の配偶者は
オープンワークパーミットが申請可能である点でしょう。
さらに、子どもには学生ビザの申請も可能。
申請者がナニーとして働く間、配偶者がカナダで就職活動をして、
どんな仕事にでもつけるというのはかなりの大きなポイント。
就労ビザは、ワーホリやポスグラ(ポストグラヂュエートワークパーミット)以外では、
通常、就職先を見つけて、ビザ申請をサポートしてもらって・・
というステップを踏まなければいけないので家族でまたは夫婦で移住しようとすると
ハードルが高かったのが難点でした。

このケアギバープログラムも就職先を見つけなければいけないのはかわりませんが、
フルタイムのナニーの需要はとても高く、就労ビザも就労先のサポートなどはなく
申請できるので(経済力の証明と、規定の条件をクリアすることは必要)、
かなりハードルが下がったように思います。

申請から永住権取得までの流れ

①ナニーとしての就職先を探す
②ジョブオファー(雇用したい旨書かれたレター)を取得する
③就労ビザと永住権の申請書を同時にカナダ移民局に提出
④条件を満たしていれば、まずは期限付きの雇用主を限定しない就労ビザがおりる
⑤2年間ナニーとして働く
⑥2年働いたことを証明する書類を移民局に送る
⑦永住権の可否の審査がされる

これは就労ビザをもたない人の一般的な申請の流れで、
すでにビザを持っている人や家族がいる人はまた少し違ってきます。
ここでのポイントは、ジョブオファーがあっての就労ビザですが、
雇用先は限定されないため、最悪家族と合わないなどあったときには
雇用先を変更することができます。
ただし職種はケアギバーである必要があります。

ケアギバープログラムでの就労ビザ及び永住権申請の条件

①規定のフォームを使用してのジョブオファーがあること
(週30時間以上のフルタイムであること、雇用主はカナダ人であること、などの条件あり)
②ケアギバーの仕事ができること
(保育士の資格などは特に必須ではありません)
③CLB5以上の英語力
(IELTSでいうとReading4.0, Speaking, Writing, Listening5.0)
④カナダの専門・短大・大学などの1年以上のプログラムを卒業しているまたは同等以上の教育を受けている
(日本の大学などでも、カナダと同等以上の教育であることを証明できればOK)
⑤カナダに許容される人物であること
(曖昧ですが、犯罪やテロをしたことがあるとかそういう類いの意味でです)
⑥ケベック州以外に住む予定の人
(ケベックはだめなんですね・・それ以外の州ならOK)

移民局のホームページを見るとこんな感じですが、
自分がちゃんとあてはまるかどうかは公式のホームページでご確認ください。

ただ、これは今までの他の永住権への道のりを考えると
かなり易しいカナダ移住方法な気がします。特に家族連れの方には。
もし自分が移住を検討していた時にこのプログラムがあったら、
トライしていたかもしれないです。
なんてったって、就労ビザを取るのにかなりコストが抑えられるから。

詳しくはカナダの大学で保育士の勉強をしようと思った理由を読んでいただければ
どういう流れで私が就労ビザを取得するに至ったかを
見ていただけると思うのですが、なんせこの方法はお金がかかる!
その分、このケアギバープログラムは就労先さえ見つければ
就労ビザも永住権も申請できるわけですから、本当に経済的にはありがたいです。
もし保育が学びたいという人でも、永住権を取ってからだと学費も1/3になるしね。

というわけで、いいことたくさんのケアギバープログラムでしたー。

なお、カナダの大学で保育を学び、現地保育園に就職した
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