カナダの保育園で保育士として働いてみて良かったことベスト5!
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学生生活も残り2週間となりましたMayukaです。
保育士の本資格を取ったことは前ブログの記事で書きましたが、
保育士アシスタントの資格で学生時代は保育士として働いていたので、
今日は「カナダで保育士として働いてみてよかったこと」を書いていこうと思います!
1.給料が高く残業がない
これはあくまで日本の保育士さんと比べればの話ですが、
日本の保育士さんの給料と比べると断然カナダの保育士の給料のが高いです。
詳しくは「カナダの保育士の給料や就職率は?保育料は?日本と海外の違い!」で紹介しておりますが、
時給だと16〜22カナダドル、月給に換算すると2800〜3800カナダドルくらいが相場です。
日本円にすると232000〜315000円相当でしょうか。(2017年4月1日現在)
ボーナスがないので、日本の一般企業と比べるとまだまだ低いお給料。
私個人としても、前職は広告代理店のいわゆる総合職にあたるポジションだったので、
それに比べたら正直額面はかなり下がります。
それでも日本で保育士をしたいと思っても経済的に難しいですが、
カナダであれば人間的生活をする分には十分な給料かなと思います。
また、時給制なので、残業が仮にあったとしても時給がつきます。
でもほとんどの場合、残業はありません。あったとしても、病欠の人の補填とか、
子供を時間通りに迎えに来れなかった親を待つ間とか、
そういう時に発生するくらいで、残業をしても園が閉まる5時や6時から少し過ぎる程度。
シフト制なので、早番の時は2時半くらいに帰れることも。(その場合は早起きですが)
日本だったら7時に帰れれば早い方・・。5時や6時に帰れるなんて夢のようです。
2.資格とビザがあればすぐに働ける
保育士アシスタントの資格を取ってすぐにPracticum(実習)が始まってしまったので、
その間は働けなかったのですが、実習が終わってすぐにその実習先と、もう一つの保育園で
On-callの保育士(臨時教員)として働き始めることができました。
カナダの学生ビザはオフキャンパスでの就労が週に20時間まで認められているので、
学業と両立できる限り、その範囲内で仕事をしていました。
夏は特に長期休暇を取る人も多いので、その休暇を取る保育士さんの代わりとして
On-callの保育士の需要が高まります。
冬は冬で、体調を崩したりする人も多いしクリスマス近辺は休暇を取る人も多いので、
これまた需要があります。
なのでいくつかの園に登録しておけば、週に20時間は働くことができます。
ただ、シフト制なので、都合良く20時間ぴったりまで働ける週は少ないのですが、
その分宿題なども多いので、学生のうちはちょうどいいかなと。
そもそも私の行っているキャピラノ大学は、留学生の学費がものすごく高いので
働きながらじゃないと2年目以降は難しかったというのもありますが、
同じ学校の友達も、資格を取った後は保育士の仕事を始めている人がほとんどでした。
飲食店やリテールの仕事だと時給が10〜12ドル。
私のしていた保育士のOn-callは時給13〜16ドル。
飲食店の場合はチップが加算されるとはいえ、保育士の方が稼ぎがいいのに加え、
後々保育士の資格の更新時に保育士としての就労時間が必要になってくるので
もし保育の勉強をしながらバイトをしたいという人は、
ぜひ保育アシスタントの資格をすぐに申請して保育士の仕事を始めることをおすすめします。
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3.自分のスケジュールに合わせた働き方が可能
これはOn-callの場合ですが、自分が働きたいときだけ働けるので、
休みをつくるのは簡単。例えば夏に1ヶ月日本に帰るというときは、
その旨園に伝え、シフトをいれなければOK。
中には退職した後に、自分の好きなペースで働きたいと、
週に2日だけ、5時間までなら働くわという60代の保育士さんなどもいます。
フルタイムでの勤務だとそこまでフレキシブルにはいきませんが、
「私この日歯医者行きたいから、早番と遅番替わってくれない?」
というような交渉は可能。
長期休みも1年に2週間〜1ヶ月くらいはとれたりするみたいです。
4.病気の時も気兼ねなく休める
体調を崩してしまったときも、子供にうつすといけないので
無理して来いといわれることはほとんどありません。
フルタイムで働いている場合も、自分の代わりに働いてくれる
On-callの保育士さんが見つかれば病欠OK。(もちろん日数に限りはありますが)
私のようにOn-callの保育士が病気になる場合ももちろんあって、
その場合は園長に連絡して、臨時教員の臨時教員を探してもらうということになります。笑
でもこれが、保育園って、なんか結構病気もらってきちゃうんですよね・・。
風邪とかすぐひくし。咳止まらなかったりするし。
そのかわり、On-callをやっていると、
前日や当日の早朝に「明日来れる?」「今から来れる?」という電話があることも。
体調を崩しやすいのは皆同じのようです。
5.日本のように「運動会」など行事がない
よく日本の保育士さんは入園式や卒園式の準備が大変だったり
運動会やおゆうぎ会の準備が大変だったりと聞きますが、
カナダの保育園ではほぼそういうことは聞いたことがありません。
実習先の園長に一度、「クリスマスやお正月なども含め、行事はないのか」と聞いたことがあります。
「子供達や家族はいろんな国の人たちがいて、宗教とかその国ごとの慣習の違いもあるので
基本的にはやらない。そのかわり、春夏秋冬を祝う季節のアクティビティはするよ」
と教えてくれたことがありました。
日本は協調性を大事にする傾向があるので
運動会やおゆうぎ会など一般的な気がしますが、
カナダでは個々の個性を大事にする傾向があるので
あまり集団で何かをやりとげるって少ないかも。
正月にしてもカナダはそんなに正月を重要視してないし、
中国は旧正月を祝うし、中東の正月は3月だし、
それを考えると季節を祝うのはいいアイデアだなと思いました。
今月末には学校を卒業。卒業したあとは就労ビザを申請予定です。
5月からはフルタイムで働けることになると思うので、
ぼちぼち就職活動を始めました。
2年半の学生生活が終わるというのは嬉しくもあり寂しくもありますが、
無事保育士として、いい仕事先が見つかればなと思っております。
なお、カナダの大学で保育を学び、現地保育園に就職した
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