【カナダで保育士】日本人でもデイケアのスーパーバイザーに昇進した話
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皆様こんにちは。
気づけばブログも1年以上更新していなかったのですが、
気が向いてカナダの保育士事情について少しアップデートできればと思って
記事を書いてみることにしました!
さて近況というほどでもないのですが、カナダの保育園(デイケア)で
フルタイムで2017年から働き始め、2021年9月にスーパーバイザー(園長)になりました。
というわけで今回は、保育士だった私がスーパーバイザーになったまでの流れ、
仕事内容、昇給度合いなどを書いていきたいと思います!
スーパーバイザーになった流れ
昔のブログ記事で書いたこともあった気がするのですが、
私が保育を学んでいた大学を卒業するあたりの時点で
「保育園の質を向上させるべく、Licensing officer(州内の保育園を見回ったり規則を決めたりする組織のスタッフ)
か大きめの組織のadministration department(オフィスで色々管理する部署)
で働きたい」と思っていました。
大学の教授に相談したところ、licensing officerの募集要項をみつけてくれて、
そこに3年間のスーパーバイザー経験が必要と書いてあったため
(その時の話なので今は変わっているかも)
卒業後の就職先を、スーパーバイザーになるチャンスが多くある、
大きめの保育園に就職した方がいいと助言を受けて今の保育園に就職しました。
就職した当時は保育士として働くのでいっぱいいっぱいだったし、
園長なんてしばらく無理だと思ったし、
そもそも園長のポストがあくことなんてあるんだろうかと思っていたのですが、
離職率がある程度高いこともあってか何度かスーパーバイザーの募集がありました。
私がアプライした時期は、
ちょうど前任のスーパーバイザーが8月の中旬に退職してから数週間、
卒園する子や新しく入ってくる子がいたりという時期、
スーパーバイザー不在でマネージャー達から色々指示受けて
スーパーバイザーが本来すべき仕事を平社員の私がなぜか色々まかされ、
ヒーヒー乗り切ったあとだったのですが、
当時の上司から「スーパーバイザー応募したら?」という打診もあり、
まだ働き始めて数年で、スーパーバイザーなんてできるのだろうかという
不安もありましたが応募したのでした。
すでに保育士としてその組織で働いていたものの、
レジュメやカバーレターは必要で、提出後に面接という流れでした。
その後無事採用が決まり、今に至ります。
スーパーバイザーの仕事内容
保育士としての日々の仕事はもちろん、それ以上にスタッフのマネジメントをする、
親御さんへの対応、メールのチェック、スケジュール管理(シフト調整)、
園全体のタスクを行ったりなど色々なことをする必要があります。
うちの園ではAdmin(事務処理)の時間は1日1時間が目安なので
それ以外は普通に他の保育士と同じように子どもと触れ合います。
ただし組織が大きいので、他の園のスーパーバイザーたちとともに
マネージャーやコーディネーターとのミーティングなどもあり、
マネジメント業務が大変な部分でもあります。
園全体のタスクとしては、
スナックに使う食材や消耗品のオーダーやメンテナンス関連の依頼、
子どもたちの怪我などのレポート提出、出席確認、などなど。
こう書くとそんなに仕事内容ないような気がしてきてしまうのですが、
なぜか毎日やることがたくさんで、日々忙しいです(笑)。
とはいうものの、オフィスワークの時間は体力を温存できるし、
休憩も割とフレキシブルだしでいい部分もたくさんあります。
スーパーバイザーと普通の保育士の給料の違いは?
うちの園は、ですが、ECEの資格をもつ普通の保育士から
スーパーバイザーに昇進すると、時給約4ドルあがります。
さらにその上のポジションであるコーディネーターはそこからさらに時給2.5ドルアップ。
一応スーパーバイザーやコーディネーターも残業を課されることはありませんが、
締め切りがあってどうしてもやらないといけないときは
多少時間オーバーしてでも仕事することもないことはないです。
ただしその分次の日早く帰ったりと融通を聞かせることはできます。
というわけで、今回は保育園のスーパーバイザーについて記事を書いてみました。
次回は給料についてもう少し掘り下げていこうと思っているのでお楽しみに!
なお、カナダの大学で保育を学び、現地保育園に就職した
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