バンクーバーで定期と学生証をバスの中でなくした時の話

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日本にも「通学定期券」があるように、バンクーバーにも通学定期券が存在します。
そんな定期券を、先日無くしてしまいました・・・!

公共交通機関事情を少し説明すると、
バンクーバーのバスや電車の料金は距離によって分かれています。
ダウンタウンを中心に、市内であれば1ゾーン、少し郊外だと2ゾーン、それ以降だと3ゾーン。
ctl_fare_zone_map_2013

私の家は1ゾーン、私の通うCapilano Universityはノースバンクーバーなので2ゾーン。
ちなみに1ゾーンだと1回2.75ドル、2ゾーンだと4ドル(!)。(ただし90分以内は乗り換え無料)

余談ですがバンクーバーの電車、SkyTrainには改札がなく、たまに抜き打ち検査がある方式。
最初は乗り方がわからずとまどいましたが、慣れればもちろん楽です。笑
タダ乗り試みる人もいるかもしれませんが、見つかると高額の罰金を取られるそうなので危険。
私は1回も検査にあったことがないですが・・。

ちなみにバスは普通に前から乗車し、その際お金を払います。
おつりが出ないので、大きいお金しか持っていない時は大金払って乗るか、
乗るのをあきらめるかの二択。笑 回数券があるので、定期を買うほど頻繁に乗らないときは
回数券を持っておくのがおすすめ。

電車はダウンタウンと郊外、ダウンタウンと空港を結ぶラインが3本あるだけで、
電車でどこでも行ける・・というわけではないですが、
バスが非常に充実しており、バスがあればほぼどこでも行けます。
ctl_skytrain_system_map
↑バンクーバーの電車、スカイトレインの路線図

本数も比較的多いので、ちょっとそこまでという時にも乗れますし、
前のバスを逃すと1時間待ち・・といった現象はそんなに起きません。笑
ベビーカーや車いすの人にはスロープを自動で出してくれ、
前の方の優先席に座ってる人はみんなすぐにその人たちのために席をあけます。
(混雑した車内でも年配の人や中年の女性が乗ってきたら皆すぐ席を譲ります)
自転車もバスの前に積んで乗る事ができます。
バスによっては深夜も走っているので、終電もあまり気にしなくてもいいのかも。

定期券にはここからここまでという指定経路はなく、定期があればゾーン内は
どのバス・電車(TransLink社のもの。とはいうものの普段使う交通手段は
ほぼこの会社のものです。)でも乗れるというもの。
また通学定期券は誰でも買えるというわけではなく、指定の大学に通う学生のみが購入可能。
(学校にお金を払って学校が発行するシステム)
なので語学学校へ行く人らは、普通のMonthly Pass(1ヶ月定期)で通っています。
1か月定期が1ゾーン94ドル、2ゾーン124ドルなのに対し、
私の持っていた通学定期(U-pass)は2ゾーンで36ドル。や、やすい。。
片道9回分で元がとれてしまいます。

そんな大事な定期を、無くしたのは、バスの中。

学校から家まではバスを2回乗り換えるのですが、1つ目のバスを降り、
次のバスに乗ろうとしたとき、、ない。定期がない。
あわてて降りたバス停まで戻るも、ない。

おそらく、バスの中で落としたんだと思います。
しょうがなく次のバスの運転手に「U-passをなくした。どこに電話すればいい?」と聞くと
「この番号に電話しな」と無料でTransfer(運賃を払うともらえる乗り換え無料カード)を
くれました。優しい・・!

その日はもう夜遅かったので、次の日の朝電話をしたら、
「確認するのでまた明日電話して」とのこと。

そしたらその日、授業中に1本の電話が。

「Capilano UniversityのSecurityだけど、U-passとStudent IDを落としましたね?
Security室までくるように」とのこと・・!

誰かが届けてくれたらしく、無事2つのカードが戻ってきました!

おそらくですが、同じバスに乗ってた同じ大学の誰かが拾って、
学校に届けてくれたんじゃないかなと。

ちょうど10月末に11月の定期もなくしたので戻ってこないかと思いましたが
戻ってきて本当によかったです。

誰だかわからないけど、本当にありがとう!

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