カナダはボランティア活動が盛ん

  カテゴリー CANADA

Sponsored Link


カナダでは、ボランティア活動が盛んなようです。
先日ホームステイしていた家庭のお母さんも、
火曜日は学校の図書館でボランティアがあると言っていました。

私の学校でも、Community Engagementという名前で、
「ボランティア(またはその他のコミュニティと関わる活動)を
1セメスターで12〜18時間行いなさい」という課題がありました。
(高校などでもボランティアをしてきなさいという課題があるところもあるみたいです)

EAPという英語を勉強する授業での課題だったのですが、
そのボランティアをしたことをレポート提出とプレゼンで発表するという課題でした。

レクチャーへの参加などもカウントされるので、
私はConference(会議)に出たり教会での礼拝なども参加しておりましたが
ボランティアも体験しました!

まずは学校近くにある川のゴミ拾い。
The Great Canadian Shoreline Cleanupという名前で、
Inter-River Parkという川沿いを歩いてゴミ拾い。

1

でも実はきれいな公園で、そんなにゴミがありませんでした・・。
総勢30人くらいでしょうか、皆で拾ったゴミたちを集めて分類。

2

いい散歩にもなりました!

さてお次は「100% Free Kid’s Clothing Swap」というイベント。
これは画期的なイベントで、小さくなった子供服を寄付する代わりに、
かばん一袋分の服を無料で持って帰れるというイベント。
要は寄付で集まった子供服を別で必要とされる誰かが貰って行くということです。



お手伝いしたのはその仕分け業務と、
なにか困ったことがあれば聞いてくださいとその場にいる係。
このイベントは、高校生のボランティアが多かったなあ・・。

日本だったら、多少サイズが合わなさそうでもとにかく持って帰る人なども
出てきそうですが笑、このイベントではそんな人はおらず、
「うーんこれは少し小さいから要らないわ」
「これかわいいけど、こういう服いっぱいあるし・・」などと非常に謙虚!
朝イチから我先にと構える人も少なく、他人を思いやる気持ちがあふれる
いいイベントだなと思いました。

終わった後はボランティアをちゃんとしてきましたというサインを
みんな責任者からもらい(学校から要求されることが多い)、終了。

カナダはボランティアを市民がすることで
税金の無駄遣いを防いでいるという話も聞いたことがあります。
なるほど、確かに何かをするたびに公務員の人が出向くより、
それを市民のボランティアで行えば税金も使わずにすみますもんね。
お金でなくて労働力で社会貢献、今の日本の社会のあり方だと難しい気もしますが
その地域のコミュニティとも関わることができ、とても画期的な考えなような気がしました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

single