カナダで初手術!!壮絶の盲腸入院日記!

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皆さんこんにちは。
色々ブログに書きたいこと貯めまくってるんですが
タイトル通り人生初の手術を受けたのでその様子を最新ニュースとしてお伝えします。笑

先週木曜日。その日から始めた保育園でのボランティアを朝からしていたところ、
昼食時にちょっと胃の調子に異変を感じていました。
園を出る前に胃薬を飲み、家に向かったところどんどん調子が悪くなり、
家に帰ってからも息が上がるほど痛みが増してきたので、近くのウォークインクリニックへ。
すると「君はだいぶ苦しそうだから救急へ行きなさい。紹介状を書いてあげるから」とのこと。
風邪などの一般的な病気はウォークインクリニックでも診察できると思うんですが、
この腹痛はだめみたい。笑
その頃には歩くこともままならなかったので、仕事帰りの夫に付き添ってもらい
タクシーでダウンタウンにあるSt. paul hospitalという病院へ。
家から歩いても通常なら15分ちょっとくらいなので近くて助かります。
夜7時半頃着いたのですが激混み!
点滴打って痛み止め打って血液検査や尿検査して待つこと2〜3時間。
ベッドも無いので椅子で待つの辛かった…。
結局診察しても原因わからず、原因を調べるにはもっと時間がかかると言われ一旦家に帰りました。

翌朝起きた時はまだ少し痛かったので、とりあえずTylenolという痛み止め薬
(日本で言うロキソニンみたいなものでしょうか)を飲んでベッドで休んでたものの、
午後になってからのたうちまわるほど痛みがぶり返してきたので意を決してまた病院へ。
普段の二倍くらいの時間かけてしか歩けなかった…笑
その日はあまり混んでいなかったらしくベッドで休みながら点滴を受け、再び検査。
前の日はお腹を押されても痛くなかったけど、その日はお腹を押されたら痛かったので、
CTを取りましょうということでとったところ、盲腸のようですとのこと…!
えっでも先生、盲腸って右っぱらか左っぱらじゃないの?と聞くと、
若い人は真ん中に痛みを感じる場合もある、と先生。
本当かよーと思いながらこっそり携帯でググると、確かに
「盲腸と判別が難しい場合もCTスキャンをするとかなりの確率で発見できる」とのこと。
ふーん。まあじゃあ信じるか。。

実は去年の10月にもほぼ同じような症状で救急きたことあるんですが、
その時は急性胃腸炎との診断だったんですね、(詳しくはコチラ
でもその時は多分CTはとってなくて、(レントゲンみたいなのはとった覚えあるんですが)
その時ももしかして盲腸だったのか?と聞いたんだけど、その時は胃腸炎だったかもしれないし、
盲腸も痛みがひいたりぶり返したりがあるし、わからないと言われました。
わからないことだらけですね。
何はともあれ早ければ今夜手術しますと言われ、即入院。
いやいや、私手術とか親知らず以外したことないから超こわいんですけどっ!!
でもとにかく腹が痛いのでそれが治るならすぐにでもしてくれという気持ちも半分…笑
麻酔は全身かとか、手術は痛いかとか、子供みたいな質問もし笑、手術の時間を待ちました。

結局手術は朝8時に。ちょうど手術チームの中に一人日本人の人がいたので、
そんなにわからなかったことはなかったんだけど手術室で日本語で色々指示してくれ、やや安心。
手術室で麻酔されて、次気がついたらリカバリールーム(回復室?)でした。
意識朦朧とするなか、血圧を何回か計られ、2時間くらいした後病室へ。
2〜3日入院、最低一週間は仕事は休んで安静に、とまず言われました。
学校終わってからでよかったー!これが二週間早かったら期末受けられずに単位落としてたかも…。
また、二週間遅かったら母親がバンクーバーにきてたのでどこも行けなかったなー
なんてことを思いながら入院生活スタートです。笑

ちなみにやや心配してた入院費と手術代ですが、カナダの国民保険に入っていれば
全てカバーされるそうなので、なんと前日のCTなども含めて全て無料!入院中の食事も無料です。
ありがとう、ケアカード。(保険証のことをBC州ではケアカードと呼びます)

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一日目は傷口が痛いけど時間が解決するだろうということでそんなにつらくなかったんですが、
二日目からは高熱と吐き気、痛みでちょっとこれは盲腸だけじゃなかったんじゃないか、
死ぬんじゃないかと思いました。数日で退院できるはずが五日たっても出来ず。
吐き気と高熱は治まったものの今度は下痢と腹痛がひどく、再度CTスキャン。
すると感染症の塊?があるからそれが下痢とかおこしてて、
それをもう少し治療する必要がありますとのこと。
そもそも手術した時には盲腸が相当膿んでて、取り出す時にはち切れ、
その膿や、ばい菌がまだ残ってるかもしれないから抗生物質点滴しますとのこのだったので、
全ての症状はそのせいなのかも。
抗生物質てanti-bioticsて言うらしいんですが、知らなくて、なんかすごい薬打たれてると思ってました笑
あとで辞書ひいたら抗生物質とわかり、あ、意外に普通のものだったと思いました。笑
でもこの抗生物質、最後の方は身体に入る時すごいぅおおおおーって感じがしてきて(全く上手く説明出来ないんですが、動悸がして変な感じがする)ちょっと大変でした。
身体に合わなくなってきたのかも。
結局次の日から薬変えてもらって落ち着きましたが夜寝れずにうなされました。

ということで今回学んだ入院に役立つ英単語!笑
●︎Bowel movement=排便
Did you have a bowel movement?とか言われて全然意味わからんかったけど、排便あったか?とのこと。
●︎︎pus=膿
日本語なら子供でも知ってる単語だけど、これだけ英語勉強してても初めて知った。笑
●︎︎anesthesia=麻酔
手術の時は全身麻酔ですかって聞きたかったのに、麻酔って単語を知らなかった。辞書った。
●︎︎nausea=吐き気
これもDo you have any nausea?とか言われて全くわからんかったけど、吐き気はしますか?の意。

入院中は色々社会勉強もできました。
まず病院食ですが、もちろんお粥に味噌汁とかってことはないのでどんなものかと想像してたら、
一食目はジュース、お茶、ゼリー、コンソメスープ。
jelly1
二日目朝はゼリー、コーヒー、ジュース。いやいや、コーヒー?!
次からはもう通常食で、いきなりサンドイッチ…!あの、全然食べれません。
me
てことでスープだけ飲みました。
その後はローストビーフとかトルティーヤチップスとサルサとか、ベーコンとかパスタとか…。
roast chicken salsa sakana
これいきなり普通の食事したら腸閉塞とかなるんじゃないの!?って思いっきり心配しましたが
カナダの人は普通にこういう食事しても大丈夫なのかなー。丸2日食事してなかったら、
まずはお腹に優しいものから順に慣らしていくものだと思っていましたが。笑
あとは朝ごはんと共に回ってくる紙で次の日のメニューが選べるので
それで必死に柔らかそうなもの選んでました。笑
(途中で旦那に醤油を持ってきてもらったのは内緒)
kami
北米はベジタリアンも多いし、宗教上何かが食べれないとかもあるので、
メニューはそういうのも考慮されてるのかもしれません。

看護師さんはカナダも女性のが多いけど、男性も結構いました。
また、色んな大学の実習生が平日はほぼ毎日入れ替わり立ち代りきてたんですが、
大学によって生徒の雰囲気も全然違ったのも印象的。(プログラムが違うのもあるかもだけど)
registered nurseになるには四年のプログラムが必要だけど、
二年でとれる看護師のプログラムもあったり、
色んな看護師の資格がありますって学生看護師さんに教えてもらったりもしました。

また、入院費手術費無料と言いましたが、全ての病気に該当するかどうかは今のところ私は知りません。。
さすがにがんとかは実費負担あるんだろうか・・。
もし全てであればやっぱりカナダ移住はいいのかも…
医療保険別で入らなくてよければ家計的にもすごい助かりますしね。
でも着替え(パジャマ)もタオルも持ってくる必要なく、
消耗品もあるものであれば用意してくれたりします。(くしもくれた)
結局歯ブラシと下着と化粧水くらいしか自分のものは使いませんでした。

面会時間の制限はなさそうで、家族が毎日朝から晩まできてたりしてました。
お母さんや旦那さんが結構付きっ切りという人も多かった。
カナダは特に日本に比べて家族愛が深いなと改めて実感。

携帯もみんな室内でもばんばん使ってて、
Wi-Fiさえあれば暇つぶし放題なのに…と思うけれどもさすがにそれはなし。

最後は仲良くなった向かいのベッドの女の人に鶴折ってあげてきました。
そして今日やっと退院!長かったー。

というわけで入院中あんまりやることもなかったので書き連ねた初手術レポート、
長くなってしまいましたがこれにて終了!
もう今後は健康に過ごしたいです!

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